お小遣いが必ずしも子どもの金銭感覚を育てる訳ではない件

おこづかい

こんにちは、能天気パパ社長です。

私は一応7年間、安定したキャッシュフロー(お金の流れ)を組み立てた企業のリーダーです。
(一応ですよ・・・)
お金を管理することには人一倍努力をしています。
ただ私も最初から努力していたわけではなく、10年以上もまったくお金の管理をしていなかった時期もあったわけで、それまでは借金生活が当たり前の人生を送っていました。
その悲惨な生活はまたご紹介したいと思っています。

今は代表取締役として7期目。(7年目)能天気パパ社長なので、仕事ばっかりやってられません。
大切なのは我が家での父としての役割も大切にしているというか、実は子どもが好きなのでゲームや野球など本能的に腹いっぱい遊んでいます。

ボジティブな表現でいうと子どもたちと一緒に学び、一緒に成長する毎日こそが私の誇りです。

さてこれから、
子どもたちと一緒に金銭感覚を学ぶ我が家の日々をお話していきます。

私は3人の子どもがいます。
長男長女の双子(5年生)と次男(3歳)です。

双子ですが、正確は全く対照的で長女は活発な印象で運動能力は抜群で毎日外でダンスしたり、Tiktokやってます。
長男はインドアでプログラミングでゲームを作ったり、switchのゲームで遊んだりしてます。

子どもなので、欲しいものは欲しいというし、買ったもののすぐ遊ばなくなってしまい
倉庫やおもちゃ箱にしまう日々。
そろそろお金を管理させる年齢になってきたなと考えるようになりました。

1.我が家のおこづかい事情


結論、「おこずかい制」は取り入れていません。
これが、少し家計から出るお金が減ったという結果になったので、皆さんにご紹介いたします。

現在私の近所の5年生の友達は、おこずかい制を取り入れており、毎月500円、1000円、
お金持ちの家庭は1万円もらっている子どももいます。
(1万円っていいですよね・・)

我が家では、おこずかい制を取り入れたのは2年前。子ども達が小学3年生の頃。
子ども達に財布を買ってあげました。
財布の中に 500円 / 月 のお小遣いを入れ、考えてお菓子を買ってねと伝えました。
しかし次の日2人とも500円を使っていたんです。それも毎月。

「これじゃ1か月もたないね。明日はどうするの?」

「ないからいらなーい」

次の月も500円おこづかいを渡してみたら、翌日お菓子を買ってしまい使い切ってました。

「使い方まちがってるよー、また明日何も使えんやん。いいの?」

「いいよー!」

なんも考えてないやん。まあ3年生だからいいかな。と思ってました。
そうすると、段々
・おこづかい渡さなくても・・・・・(3か月後)
・おこづかいってなに?・・・・・・(半年後)
となってしまい、いつしか買いたいときに買うみたいな雰囲気になっていたんですね。

ある時は、出かけるたびに

「ジュース買って―」

「お菓子食べたい」

というようになり、その都度買う日々。

なんやこれ。もうすぐ4年生になるのに。
買いたい時に買うのが当たり前体操やん?これじゃダメでしょ!となってしまいました。

色々考えてもいい案が思いつかなかったので、色々本を読みあさりました。
すると、一つきっかけとなった本が見つかったのです。

2.参考にした書籍

厚切りジェイソン「お金の増やし方」

ここで紹介されている子どもの「預金通帳」に関するエピソードに驚愕いたしました。
それをまずマルパクリしよう!っと。
詳しい内容は読んでいただけたらと思います。
おススメです。

この結論から申しますと、毎月5000円 ~ 1万円の家計費が浮くことになりました!!!!

まず最初に、子どもに預金通帳を買い、プレゼントしました。(銀行名:能天気パパ銀行)

子ども銀行の通帳はかわいらしく、
ミッキーマウスやドナルドダックの絵が書いてあるし、色もさまざまです。

その通帳には項目ごとに、日付、収入、支出、残高、備考欄の枠があり、ほんと大人が使っている通帳と変わりない内容となっています。子ども達は非常によろこんでいました。

3.通帳のルール設定

で、通帳を使う際にルールを設定したのです。

ルール1   お手伝いをしたら通帳にお金を書く

例えば、

洗濯物        100円
お米を炊く      100円
お風呂を洗って沸かす 100円
庭の草むしり     100円
犬の散歩       100円
犬の餌やり      100円
野球の素振り     100円(5年生二人とも少年野球をさせてます。)

などなどです。
慣れてきたら、何をお手伝いをしたか書かなくなり金額だけ書く時があるのでご注意を!

ルール2 「能天気パパ社長銀行」は利回り10%

ゆうちょ銀行は利回り0.001%です。
この銀行へ1万円を1年間口座へ入れておくと10円の利回りが発生し、
口座の中は1年後1万10円となります。

能天気パパ社長銀行は利回り10%なので、
1万円を1年間入れておくと1000円の利回りが発生し、
口座の中は1万1000円となります。
私自身、1年間を把握できないので利回り発生日を
1月「正月のおとしだま」として設定したので、1万円貯めてたらお年玉は1000円となります。

ルール3  買いたいものは通帳の中から捻出


というルールです。単価が高く出ていくお金が多くなることに不安も感じていましたので、
運用はまず1月(半年間)までとしました。捻出する際は、親の私たちから出します!

4.子ども通帳、運用開始!


とりあえず、お手伝い一覧をきっちりと教えてから実行させて運用開始。
意外と子ども達は張り切るもんです。ゲーム感覚でやっていたように思います。

特に長男は、ゲームが好きなので一生懸命お手伝いを頑張っていましたし、
長女は、お母さんのお手伝いが普通にできていたので、時間があればやるみたいな取り組み方で、自然に通帳の中はお金が溜まっていきます。

ここでポイントですが、
貯まっているのは通帳の中 です。

1)備考欄へお手伝いした内容を書く
2)収入欄へ100円書く
3)残高+100円書く

書くだけで、実際にお金を子ども達に渡しているわけではないので、この時のお金の捻出は0です。
溜まっているのが目に見え始めたので、子ども達も喜んでいましたし
ジュースが飲みたいときは、通帳を見ながら

「やっぱりやめとく!」

とか言い始めたんですよ!家計が捻出する費用が削減されたきっかけはこの出来事だったと
断言します。少し感動しましたね。

ただ、長男と長女で使い方や、貯め方は分かれました。

〇欲しいものを買いたいために、無双のようにお手伝いをする長男
●とくにお金に興味がないので、できる時にお手伝いをする長女

性格により大きく違うんだなと感じた瞬間でした。
こういった色が見えたのも大きな収穫だったと感じています。

5.まとめ

「こども通帳」のシステムは、意外と我が家の節約策になっており、子供たちに金銭感覚を教えるきっかけとなりました。能天気パパなので安易に、お手伝いで得たお金の価値を学び物の価値を判断できるようになったらいいなーと。

長男は働いて欲しい物を手に入れ、長女は余裕のある時にお手伝いをしました。これは子供たちの性格や価値観を視覚化するきっかけになったのではないかと。重要なのは、金銭感覚と自己責任を学びつつ家計に負担をかけず、大人になったときの経済的自立につなげることです。
能天気パパ社長なので、これで学んだらいいなーって感じです。

最近は、お金のことでも子ども達へ躊躇せず話をするように意識しています。
学校のカリキュラムでは、投資や資産形成の授業も取り入れてますしね。必要ですよ。

結果的に利回り10%や、お手伝いの単価が高くても、通帳にお金を残そうと努力が見えたので大きな出費にならなかったのは大きかったと思います。

金銭教育は難しいですが、我が家の経験が他の親御さんたちの参考になれば幸いです。

それではまた!
能天気パパ社長

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